3.
演算子:用例
演算子:用例
四則演算の例です。
#include <stdio.h>
main( )
{
printf( "5 + 7 = %d\n", 5 + 7 );
printf( "9 - 2 = %d\n", 9 - 2 );
printf( "3 * 8 = %d\n", 3 * 8 );
printf( "23 / 5 = %d\n", 23 / 5 );
printf( "23 %% 5 = %d\n", 23 % 5 );
printf( "23.0 / 5.0 = %f\n", 23.0 / 5.0 );
}
-
‘+’、‘-’は算数の記号と同じです。
- 掛け算には‘*’を使用します。
- 割り算には‘/’を使用します。整数の割り算では、余りが切り捨てられます。
- 割り算の余りを求めるには‘%’を使用します。
- 浮動小数点数の割り算はの答えは、浮動小数点数として得られます。
- printfで、文字として‘%’を表示するためには、‘%%’と、記述します。
変数 x、y に値を代入し、四則演算の結果を表示します。
#include <stdio.h>
main( )
{
int x, y;
x = 24;
y = 7;
printf( "%d + %d = %d\n", x, y, x + y );
printf( "%d - %d = %d\n", x, y, x - y );
printf( "%d * %d = %d\n", x, y, x * y );
printf( "%d / %d = %d\n", x, y, x / y );
printf( "%d %% %d = %d\n", x, y, x % y );
}
- printfで、文字として‘%’を表示するためには、‘%%’と、記述します。
代入演算子の使用例です。使用している演算子は違いますが、x と y は同じ値になります。
#include <stdio.h>
main( )
{
int x = 0, y = 0;
x += 12;
y = y + 12;
printf( "x = %d, y = %d\n", x, y );
x -= 8;
y = y - 8;
printf( "x = %d, y = %d\n", x, y );
x *= 5;
y = y * 5;
printf( "x = %d, y = %d\n", x, y );
x /= 2;
y = y / 2;
printf( "x = %d, y = %d\n", x, y );
x %= 3;
y = y % 3;
printf( "x = %d, y = %d\n", x, y );
}
実行結果は以下のようになります。
x = 12, y = 12
x = 4, y = 4
x = 20, y = 20
x = 10, y = 10
x = 1, y = 1
インクリメント、デクリメント演算子の使用例です。
#include <stdio.h>
main( )
{
int x = 0;
int n1, n2;
x++;
x++;
printf( "x = %d\n", x );
x--;
printf( "x = %d\n", x );
x = 3;
n1 = x++;
x = 3;
n2 = ++x;
printf( "n1 = %d, n2 = %d, x=%d\n", n1, n2, x );
}
- x++ も、++x も、x の値を 1 増加させますが、n1 と n2 の値が異なることに注意してください。
x++ は、インクリメント前の値が、++x は、インクリメント後の値が得られます。