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関数の基本:用例
関数の基本:用例
printf 関数を使用して、文字列を表示するプログラムです。
#include <stdio.h>
main( )
{
printf( "Good Morning\n" );
}
- main 関数、1つだけのプログラムです。
- printf に続く小カッコ ( ) の中に、表示する文字列を記述します。
- 文字列は、ダブルクォートで囲みます。
-
文字列中の \n は、改行コードを表し、表示されると改行が行われます。
- #include <stdio.h> は、printf 関数を使用するために必要な情報を、プログラムに含めるための記述です。
"Good Morning" と表示する関数を作成し、その関数を呼び出すことによって文字列を表示するプログラムです。
#include <stdio.h>
PrintGreeting( )
{
printf( "Good Morning\n" );
}
main( )
{
PrintGreeting();
}
- PrintGreeting 関数を定義し、main 関数から呼び出しています。
- この PrintGreeting 関数の定義は、不十分なところがあり、処理系によっては、コンパイル時に warning(警告)を出力するかもしれません。完全な関数の定義は後の章で解説します。
“Good”と表示する関数、“Morning”と表示する関数を使用して、“Good Mornig”と表示する関数を作成します。
#include <stdio.h>
PrintGood( )
{
printf( "Good " );
}
PrintMorning( )
{
printf( "Morning\n" );
}
PrintGreeting( )
{
PrintGood();
PrintMorning();
}
main( )
{
PrintGreeting();
}
- 自分で定義した関数の処理として、自分で定義した関数を呼び出すことが出来ます。
- PrintGreeting 関数では、PrintGood 関数と PrintMorning 関数を呼び出しています。